Windows 2000のユーザー

職場のマシンが変わったのを機会に、しばらくPower Userとして過ごしてみた。でも、デフラグできないし、 Googleのデスクトップ検索はインストールできないし、あまりにも制約が多くて使いにくい。結局、Administratorになってしまった。runasコマンドをうまく使えばいいのかもしれないが、なんだかこれもよくわからない代物だし。

ローマ人の物語14〜16

ローマ人の物語 (14) パクス・ロマーナ(上) (新潮文庫)

　

ローマ人の物語 (15) パクス・ロマーナ(中) (新潮文庫)

　

ローマ人の物語 (16) パクス・ロマーナ(下) (新潮文庫)

覇権を握ったオクタヴィアヌスがアウグストゥスとなり、みかけは共和制を維持しつつ実質帝政に移行する時代を扱っている。天才肌のカエサルが打倒した共和制を、堅実なアウグストゥスが長い時間をかけて帝政にもっていったと読める。アウグストゥスには軍人としての才能はなかったようだが、それでも有能で無私、公益を優先する独裁者が、いかに効率よく政治を行えるかという見本でもある。逆に、悪い方向にでも効率よく行っちゃうのが独裁制のマズいところなのだが。よい独裁者というのは滅多に出現しないので、やっぱり独裁制というのは危ないよなあ。