20インチ液晶ディスプレイ

デル 液晶モニタシリーズ

 なんだかスイッチが入ってしまって、PCにつなげる液晶ディスプレイを新調した。今使っているディスプレイに特に不満はないのだが、1600×1200ピクセルで10万円というモデルがあるのでつい。

 物はデルの製品で、型番は2001FP HAS。20インチで1600×1200ピクセル出せる。で、シュリンクD-SubとDVI-DにS、コンポジットビデオの入力端子がある。つまり、DESR-7500のつながる20インチTVとしても流用可能なわけだ。音は出ないけれど。

 DVI-D端子でワークマシンに接続すると、最初は1600×1200ピクセルを選択できなかった。ちょっとドキリとしたが、いろいろ画面解像度を変更しているうちにできるようになった。ディスプレイを交換したことをWindows XPが認識するまで、多少の時間がかかるのかもしれない。画面はかなり明るい。輝度を最低に調整しても、まだ明るい気がする。DVI-Dからの入力だと、コントラストは調整できない。nVidiaのドライバだと、ドライバ側でカラーバランスや明るさを調整できたような気がするので、後で試してみよう。

 1280×1024ピクセルの画面に比べると、面積比で約1.5倍になる。むちゃくちゃ広いというわけでもないが、それなりに広くなっている。縦1024ピクセルに合わせて配置したウィンドウは、かなり上下に余裕ができるので実感できる。また、Premiere Proを使うと、タイムラインが広くなる。全体を見通しやすくなるので便利だ。

 S端子にDESR-7500からの出力をつなげてみる。やっぱり補間が難しいのか、多少荒れた絵に見える。これまた、初期状態では明るいので、明るさを30くらい、コントラストを20くらいにしてみたらだいぶ見やすくなった。やはり店頭では明るくはっきりした絵でないと、目立たなくてダメなんだろうなあ。でも、デルは基本的に直販なんだから、こんな設定にしなくてもいいだろうに。東芝の14LS20にD1端子で接続したのに比べると、グラデーションはだいぶ滑らかである。

 おまけ的な機能だが、2001FP HASにはPincture In Picture機能がある。DVI-D端子からの信号を全画面に表示して、S端子かコンポジットビデオ端子からの信号を小さくオーバーレイする感じで表示する。位置は自由に調整できてるのだが、大きさは固定のようだ大、中、小から選べる。下手に全画面に拡大するよりも、シャープで見やすいかもしれない。TV画面をみるのならまあ不自由しないが、DESR-7500のメニュー画面を見るには小さすぎる。文字が読めないのだ。まあこれは別に文句を付けるほどのことでもないだろう。