管理者とユーザーと

Windowsは一般ユーザーで使うのがつらい。なにかシステム関係のことをやろうとすると、ひどく面倒なのだ。 Windows XPになると、あるプログラムを任意のユーザー権限で実行できるのだが、まだまだうまく動かない。たとえばBOINCseti@homeをやろうとすると、まるでうまくいかない。勢い、管理者権限のままで使うことになる。これでウィルスなんかに感染したらイチコロである。

その経験からMacOS Xでも同じように、管理者権限を持ったユーザーとしてログインして使っていた。しかし先日OSを再インストールした際に思いついて、管理者権限のないユーザーとして使ってみることにした。すると、Windowsとはうってかわって使えるのである。プログラムのインストールや、システム関係の設定に管理者権限が必要なことに変わりはない。しかしMacOS Xだと、ちゃんと認証ダイアログが出るので問題なく実行できるのだ。まあunix文化を引き継いでいるとすれば、当たり前のことなのだが……。