二十七回忌

父親の二十七回忌。 今回はもう家族だけでこぢんまりと。 読経してくれた坊主が焼香の作法を教えてくれたが、 畳の縁を踏んで歩いている人に言われても、 説得力がないぞ。

その後予約しておいた店で懐石料理をいただいた。 コースAとコースBを半数ずつ頼んでおいたのだが、 いつの間にか出てくる料理が入れ替わっていた。 私は気づいても黙っていたのだが、 娘がつい確認してしまった。 新人らしい配膳の人がパニクりかけていたようである。 本来片方のコースにしか出ないコーヒー/紅茶が両方に出てきて、 なんだか料金も少し引いてあったような……。 それほど内容が変わるわけでもなくおいしかったし、 食べられないものを互いに交換していたのだから別に問題にしていなかったんだけど。